「打順固定されれば…」 原采配の“被害者”巨人村田が苦悩吐露

公開日: 更新日:

「そりゃ、4番と8番じゃ役割が全然違いますから。やりにくさはありました」

――ある程度は打順を固定してやらせてもらいたかったと。

「そうですね。せめてクリーンアップくらいは固定されれば、全体的にもっと落ち着いてできたかなとは思います」

――現4番の阿部も打率.246と同じように低打率に苦しんでいます。

「苦しんでますね」

――それも打順が固定されなかったことが原因だという声もあります。

「ボクもそう思います。でも、それは監督が決めることなんで……」

――4番にこだわりは?

「もちろん、そこはこだわってます。阿部さんから4番を取り戻すつもりでやってますから」

――それでもマジックは8。もうすぐリーグ優勝を決めようとしている。

「(主力に)3割打者がいないのに、逆にスゴイですよね。今年は悩んでいる選手が多いのに、みんなここぞの集中力があるように思う。相手にずっと抑えられていて、一度のチャンスで何点か取って勝つ試合が今年は多い」

――それがチーム力だと。

「そうですね。みんなで勝ったというか、今年は団体スポーツの醍醐味を味わっています」

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