海外嫌いの横峯さくらが「米ツアー最終予選会」に挑んだ理由

公開日: 更新日:

 来季の米女子ツアーの出場権をかけたファイナル・クオリファイング・トーナメント(QT、フロリダ州デイトナビーチ)が開幕。初日、1オーバーの73で72位タイと出遅れた横峯さくら(28)は2日目(日本時間5日未明)、1アンダー71で回り通算イーブンパーで39位タイに順位を上げた。

 このQTは計5ラウンドで争われ、4日目終了時点で70位以内が決勝に進出。上位20人が来季の優先出場権を獲得する。

 それにしても、海外嫌いで知られるさくらのQT挑戦には、多くの関係者から疑問の声が上がっている。確かに7、8年ぐらい前は「いずれは米ツアーにも挑戦したい」と語っていたこともある。それも激しい時差ボケや移動時間の長さ、玄米や野菜中心の食事に関する不安などから、フル参戦の意思はいつしか消えた。30歳には現役を引退するとまで公言。それが今年の4月にメンタルトレーナーの森川陽太郎氏と結婚。それを転機に気持ちが変わったようだ。

「さくらというのは、尽くすタイプですから」というのは、あるツアー関係者だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み