つまみ枝豆さん(1)中嶋常幸プロがビートたけしさんに「もう二度と一緒にやりたくない」って
ゴルフを始めたきっかけは、40年近く前に遡ります。うちの師匠(ビートたけし)がフライデーを相手に事件を起こしまして、その謹慎中にやることがないのでゴルフをやろうと。だからゴルフをやろうと思って始めたわけじゃないんです。
場所は伊豆の湯ケ島にあるゴルフ場。ガダルカナル・タカのお姉さんが、そこから近い天城湯ケ島温泉の旅館に嫁いでいて、たけしさんがそこに身を寄せていました。
今となっては、ゴルフといういいものを教えてもらった、とは思いますけど、最初は苦痛でしょうがなかった。僕、レフティーなんですよ。師匠から「クラブは右の方が安く売ってるし、左の人は右でやった方がいい。岡本綾子さんだって左利きだけど右打ちだ。それに日本のコースは右用にできている」と言われ、右打ちで始めたんです。
でも、それまで左利きで生活していて、習字も左で書いていたくらいですから、力の入れ方がまったく分からず、ボールが飛ばない。最初のスコアは114でした。
やっぱり左で打ちたいと思いながらも、左用のクラブがなかなかなくて困っていました。そんな時にレフティーの松方弘樹さんからフルセットをいただきました。


















