錦織圭が「世界4位」に現実味 5位から浮上で何が変わる?

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■「世界4位」ならツアー優勝も増える

 プロテニス界では5位と4位の差は天と地ほども違う。ランク5位は4大大会でシードされても、ベスト8(準々決勝)までには自己ランク以上の選手との対戦が必ずある。それが4位になれば、ランク1位から3位選手との対戦はベスト4(準決勝)になってからだ。

 同時に、通常のツアー戦でもランキング上位者が出場したい試合を選ぶため、錦織は希望に沿った出場試合を組める。

 さらに言えば、4大大会以外は1位から4位の選手が同一試合に出場するケースは限られる。ATP(男子プロテニス協会)がツアー全体を盛り上げるため、上位選手の出場する試合を振り分けるためだ。錦織が世界ランク4位になれば、現在1位のジョコビッチ(27=セルビア)、2位のフェデラー(33=スイス)、3位のナダル(28=スペイン)という強豪との対戦はかなり減る。ツアーでの優勝回数も昨季(4勝)より増えるはずだ。

 優勝回数が増えれば高いポイントがその都度、加算される。ランキング上位陣に順位の変動が少ないのはこうした事情もある。

 世界5位と4位は「1差以上」の価値があるのだ。

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