新ラケット披露の錦織 ガット張り職人も「要求厳しい」と悲鳴

公開日: 更新日:

 男子テニス錦織圭(24)が昨20日、契約するスポーツ用品メーカーの新商品発表会に出席。来季使用する自身のラケットもお披露目した。「これまで以上に(打球の)スピードが欲しかったので作ってもらいました」(錦織)と話したように、フレームの内側に「ハイパフォーマンスカーボン」といわれる特殊素材を組み込むことで約10キロのスピードアップが実現したという。これまで以上に最強の武器を手に入れた。

 テニスはトップの選手になるほど、実力に加えてラケットの質も勝敗を左右する。錦織の用具へのこだわりについて、7年間にわたってストリンガー(ガット張り職人)を務める細谷理氏(44)がこう証言する。

「トップの選手は常にいいプレーをするため、用具に質の高さを求めますが、錦織も例外ではありません。常に自分に合ったものを追い求めています。ガットの張り具合(テンション)にも敏感で、『もう少し、硬めがいい(軟らかめがいい)』と要望してきます。テンションの調整は1ポンド(約453グラム)単位で負荷を与えて行いますが、一度、細かいことを言われたので『0.1ポンドでやるか』と勧めたこともありました。実際に調整したのは0.5ポンドでした。0.1ポンドの張りの差が分かる選手がいるかどうかはわかりませんが、繊細な感覚の持ち主の錦織なら分かるかもしれません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る