日ハム斎藤佑「2ケタ勝利」宣言も 一軍定着までには“茨の道”

公開日: 更新日:

「チームが優勝するために、与えられた役割をしっかりやりたい。(目標は)先発で2ケタ勝つことです」

 日本ハム5年目の斎藤佑樹(26)が3日、テレビのインタビューに答えてこう言った。

 キャンプ初日にブルペンで66球。「今年は勝負に来たなという感じ。大きなインパクトを与えてくれた」と栗山監督が絶賛するなど、キャンプでの評判はうなぎ上り。栗山監督は自主トレ中、抑えでの起用も示唆していたが、「首脳陣は故障前と比べて、ヒジの使い方も良くなったとみています。ただ去年も、この時期のブルペンは良かったですからね。実戦に入って4~5試合、結果を出し続けないとローテはもちろん、リリーフの枠に入るのも難しいんじゃないか」とは、あるOBだ。

 日本ハムの先発は大谷(20)、浦野(25)、上沢(20)、メンドーサ(31)、吉川(26)の5人がほぼ確定。中村勝(23)、木佐貫(34)、新外国人左腕のガラテ(30)が候補に控えている。リリーフにしても増井(30)、宮西(29)、クロッタ(30)が抑え候補。勝ちパターンの中継ぎ要員には白村(23)と鍵谷(24)がいる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝