打線沈黙、拙い継投…巨人から貯金狙うDeNAには“痛い1敗”

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 前日の雨天中止で酷使していた中継ぎを休ませることができただけでなく、前カードの中日戦で後頭部に死球を受けたバルディリス、へんとう炎に罹患した黒羽根がともに先発復帰。チームも万全の態勢を敷いたはずだった。

 中畑監督は就任以来、古巣である巨人に意識過剰なほどにライバル心を燃やして戦ってきた。昨季は13勝11敗と初の勝ち越しを決め、開幕前には「2年連続で巨人に勝ち越すことができれば、間違いなく優勝争い、優勝ができると思う」と気合が入っていたが、これで対戦成績は1勝3敗となった。本来ならスカッと勝っておきたい試合を落としたDeNAにとって、先々、痛い1敗になるかもしれない。

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