獲得賞金13億円の錦織圭 秋葉原で見せた意外な“金銭感覚”

公開日: 更新日:

■関西弁で「兄ちゃん、まけてーな」

 そんな錦織の意外な素顔に関するエピソードだ。「あれは去年の11月にシーズンを終え、帰国したときのことです」と、錦織に近いさる関係者がこう続ける。

「錦織は音楽を聴くのが好きで、プレーヤーなどの機器ひとつにしてもこだわりがある。日本製が大のお気に入りで、帰国するたびに家電量販店に足を運び、新製品をチェックしているほど。そのときは秋葉原の電気街でヘッドホンを物色していた。で、10万円くらいの品物が気に入ったらしいのですが、店員を相手に値切り交渉を始めたというのです。関西弁で『兄ちゃん、まけてーな、まけてーな』と、かなり粘ったらしい。しばらく店員とやりとりしたあと、あまりのしつこさに店員も根負けしたのか、最後は1万円近く値引きさせたといいます」

 錦織は昨季、全米オープン準優勝などの活躍もあって一躍、時の人に。街を歩けば、それこそ大騒ぎになっても不思議ではない。本人も素顔のまま秋葉原で買い物、まして値切り交渉までするのはさすがに気が引けたのか、帽子に眼鏡、マスクを着用するなど変装して電気街に繰り出したそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因