理事長の跡目争い熾烈 貴乃花理事vs.九重親方で買収合戦

公開日: 更新日:

■水面下の実弾

 トップに立ちたい貴乃花理事にとって、八角理事長の存在は目の上のたんこぶ。「代行」の二文字をつけたままにすることによって、今月末の理事選まで後継者を曖昧にする必要があった。そんな貴乃花理事は時津風一門を取りこみ、理事候補選の票集めに奔走しているらしい。目的は派閥拡大と九重親方の理事復帰阻止だ。

「九重親方は協会ナンバー2の事業部長だった14年度の理事候補選でまさかの落選。裏金疑惑を公にした犯人と疑われ、顧問の逆鱗に触れたからです。顧問は票を買い漁り、九重親方が落選するように仕向けたと言われている。これに九重親方は怒り心頭。何とか理事に返り咲こうと、早い時期から負けじとハデに“実弾”をバラまいて選挙の準備をしている。もっとも、これまで傲慢な態度でひんしゅくを買っていた九重親方だけに、味方も少ない。『頭を下げてくれば考えなくもないが……』と話す親方もいるが、それが出来るタイプではありませんから」(前出の親方)

 これが一般企業ならば「死ぬまで勝手にやってろ」だが、相撲協会は税制上の優遇措置を受けている公益財団法人だ。トップ連中による買収合戦など言語道断。糾弾されてしかるべきだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈48〉73歳で駒沢大学に入学、就活に悩む同級生にした「木彫り名人」の話

  2. 2

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  3. 3

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  4. 4

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  5. 5

    やっぱりか? 自民・村井国対委員長が高市首相「国会逃避作戦」画策…予算委出席「原則不要」案をリポスト

  1. 6

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 7

    郊外に住むという選択肢 「都心から1時間」の狙い目エリア

  3. 8

    植田日銀シルバーウイーク前の「円高誘導」は大失敗…もはや為替介入はできない

  4. 9

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  5. 10

    高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」