八角新理事長が誕生も…相撲協会を悩ませる白鵬の“増長”

公開日: 更新日:

 日本国籍を持たない力士が、相撲部屋の親方になれないのは周知の事実。それを単なるワガママで覆そうとしているのが横綱白鵬(30)だ。

 国籍は変更しない、しかし親方になりたい白鵬は以前から、「国籍に関係なく親方になれる資格を」と訴えてきた。それを強硬に退けてきたのが「国技の伝統」を重んじる北の湖理事長だが、11月の九州場所中に急死した。

 これでいよいよ、風向きが変わった、あるいは強引に変えようとの魂胆かもしれない。自身の史上最多優勝パーティーに招待するため、さる16日に馳浩文科大臣を訪問。「将来、部屋を持つつもりは?」と聞かれると、我が意を得たりとばかりに、「内弟子も4、5人いる。一代年寄で白鵬部屋をやりたい」とニンマリだ。

 反対派の旗頭はすでに鬼籍に入った。内弟子も抱えているし、後は主張を続けていれば、いつかは既成事実化する――そう白鵬は踏んでいるのだ。

 ある角界OBは「親方になれる見通しもないのに、内弟子を取ること自体が勘違いの極みです」と、こう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  3. 3

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  4. 4

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  5. 5

    【独自】江角マキコが名門校との"ドロ沼訴訟"に勝訴していた!「『江角は悪』の印象操作を感じた」と本人激白

  1. 6

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  2. 7

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 8

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール