錦織が全豪5年連続16強…手首に不安も「大丈夫」と強気

公開日: 更新日:

 シーズン序盤で、いきなり故障発生か。

 全豪オープンテニスは22日、男子シングルス3回戦を行い、世界ランク7位で第7シードの錦織圭(26)が同27位の第26シード、ギリェルモ・ガルシアロペス(32=スペイン)と対戦。7-5、2-6、6-3、6-4でシード対決を制し、同大会5年連続4回戦進出を決めた。

 錦織が異常を訴えたのは第1セットを7-5で制した直後だった。ベンチに戻った錦織は手首を押さえながらレフェリーに「メディカルタイムアウト」(3分間)を要求。トレーナーを呼んで右手首の治療を受けた。入念なマッサージを受けて第2セットに臨んだが、サーブ、ショットとも精度を欠き、劣勢に。ファーストサーブの成功率はわずか66%と主導権を握れず、相手に2度のブレークを許して、このセットを落とした。

 第2セット終了後にもトレーナーのケアを受けると、状態は改善されたのだろう。3セット目以降は修正し、サーブに切れが戻り、長いラリーを制するなど、試合の流れを呼び込む。

 第4セットは4-3で迎えた第8ゲームで相手にブレークチャンスを与えながらも粘ってサービスをキープ。最終10ゲームはサービスエースを決めるなどラブゲームで振り切った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?