“優しすぎる大関”琴奨菊 「初賜杯」までの全内幕

公開日: 更新日:

 が、11年11月場所で昇進して以来、長年「ダメ大関」と言われていた琴奨菊が簡単に変われるのか。

 八角理事長(52=元横綱北勝海)は報道陣の「来場所は綱とりか」という質問に、「そう言って欲しいの?」と苦笑いしつつ、こう話す。

「今場所は立ち合いから一気に持っていく相撲が多かった。気持ちが入って集中していたから、厳しい立ち合いができたのだと思う。ただ、頭をつけられて粘られてからの相撲などはなかった。しぶとく勝っていくことも大切ですからね。いずれにせよ、来場所の内容次第です」

 今場所は、対戦相手に恵まれた面もある。モンゴル人3横綱を撃破できたのは、小細工や立ち合い変化、なんでもござれの3人が無策で突っ込んできてくれたことも一因だろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  3. 3

    サントリーHD会長を辞任!新浪剛史氏の意外な私生活、趣味は「極妻」鑑賞と…違法薬物めぐり家宅捜索

  4. 4

    佐々木朗希、「9月限りで今季終了」に現実味…WS連覇へ一丸のドジャースでひとり蚊帳の外

  5. 5

    ドジャース大谷翔平に深刻な疲労蓄積…安打も本塁打も激減、「明らかにスイング鈍化」との指摘も

  1. 6

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  2. 7

    サントリーHD新浪会長宅ガサ入れはすでに噂されていた? 報道より1週間先行していたX投稿に注目集まる

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  4. 9

    《浜辺美波がどけよ》日テレ「24時間テレビ」永瀬廉が国技館に現れたのは番組終盤でモヤモヤの声

  5. 10

    開示された3回目の「森友文書」で発覚! 財務省「黒塗り」の“お寒い”内情