岩隈の暴投が決勝点 ヤンキース田中“棚ボタ”で今季初勝利

公開日: 更新日:

 この試合の前までともに白星がなかった日本人同士の対戦は相手のミスで田中が制した。

 今季3試合目のマウンドで白星を手にした田中は「ようやく勝てた」と安堵の表情。前日には岩隈と長いイニングを投げると誓い合っていただけに「岩隈さんと僕の両方が七回まで投げることができて良かった」と話した。

 田中は過去2戦とも球威がなく、変化球も切れを欠くなど精彩を欠いた。この日は直球の最速は150キロ近くをマークするなど、徐々に調子を上げてきたが、変化球は甘く入るなど本調子には程遠い。昨季終了後、右肘手術を受けた右腕の完全復調は、まだ先になりそうだ。

 青木は4打数1安打1得点だった。

▽岩隈の話「(田中は)低めに丁寧に投げている、と思って見ていた。僕も低めにと思いながら、負けない気持ちで何とか七回まで投げられた。田中と投げ合えたことが楽しかった。また対戦したい」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態