フリー打撃初登板で30球 ダルは「5.12」メジャー復帰へ

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 患部の回復は順調のようだ。

 右肘のトミー・ジョン(腱の再建)手術からの復活を目指すレンジャーズ・ダルビッシュ有(29)が13日(日本時間14日)、本拠地アーリントンで術後初のフリー打撃に登板。球団の発表によれば、傘下の2Aフリスコのマイナーリーガー2人を相手に1イニング15球の想定で計2イニング、30球を投げた。

 通常の試合同様、ブルペンで45球を投げ込んでからマウンドに向かうなど、実戦を意識した登板だった。

 今後は球数を45~60に増やして17日と21日にフリー打撃で投げる。患部に異常がなければ、25日のマイナー戦で実戦復帰する予定だ。地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」によると、ダルはマイナーでの調整登板を3試合こなし、早ければメジャー復帰は5月11日(日本時間12日)のホワイトソックス戦(アーリントン)。マイナーでの調整登板が増えれば、同16日のアスレチックス戦か21日のアストロズ戦になるという。

 遠征先のワシントン州シアトルでダルの投球をビデオでチェックしたブロケイル投手コーチは「特にスライダーが良く、チェンジアップとカーブにも切れがあった」と及第点を与えた。

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