浜矢が楽天連敗止めた マリナーズ岩隈への弟子入り実る

公開日: 更新日:

「こんないい投手がいたんだな」

 楽天ファンも驚いたに違いない。

 3年目左腕・浜矢広大(23)が延長十二回に7番手で登板。西野、糸井から連続三振を奪う好投で2年ぶりとなる白星を挙げ、チームの連敗を6で止めた。

 日高高校中津分校(和歌山)からホンダ鈴鹿に進み、13年ドラフト3位で入団。185センチ、78キロと恵まれた体を持つ。高校時代に甲子園出場はなかったが、3年時の夏の予選では7球団のスカウトが視察に訪れた逸材だ。

 高校2年で投手を始め、社会人時代もこれといった実績はないが、肩は擦り減っていないし、伸びシロもある。速球は140キロ後半まで出るようになった。昨年のフェニックス・リーグでは24回で37奪三振。昨オフはマリナーズの岩隈に弟子入りし、ロスで自主トレ。フォークを伝授された。

「しっかり思い切って腕を振れた」と浜矢。勝利を契機に首脳陣の信頼を勝ち取り、主力の椅子をつかめるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差