なぜ英国で同士の潰しあい? ベイルで合同チームがあれば

公開日: 更新日:

 英国はイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの「国」から構成された王国である。サッカーの世界でも「4つの国」の各代表チームが活動し、今ユーロには2大会連続9回目出場のイングランド、そして北アイルランドとウェールズが初出場を果たした。

 大会7日目の現地16日はイングランド─ウェールズ戦、ウクライナ─北アイルランド戦が行われた。イングランドが2-1で、北アイルランドが2─0で勝ち点3を獲得したが、やはり英国合同チームを結成。強豪チームとして国際大会に乗り込んで優勝を狙えばいいのに……と思ってしまう。たとえばイングランド─ウェールズ戦だ。

 先制したウェールズのエースFWベイルはスペインの名門レアル・マドリードに所属する大物選手だが、W杯もユーロも出場実績は1回のウェールズ代表の一員でいる限り、世界のひのき舞台でプレーするチャンスは稀だ。

 イングランド戦の前にベイルは「ウェールズの方が情熱とプライドを持っている」と母国への忠誠心を強烈にアピールした。英国合同チームで活躍するベイルが見てみたい――は外野の勝手な言い分ではあるが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ