最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

公開日: 更新日:

 日本サッカー界に衝撃が走った。元日本代表の奥大介さん(38)が17日早朝、沖縄県宮古島市で交通事故のため死去した。

 同日午前4時25分ごろ、奥さんの運転する軽乗用車が対向車線にはみ出して道路脇の電柱に衝突。沖縄県警によると、奥さんは病院に運ばれたが、骨盤骨折などで間もなく死亡が確認されたという。事故現場は、畑や原野に囲まれた見通しの良い片側1車線の緩やかなカーブ。軽自動車は上野交差点から宮国交差点に向けて進行中で、奥さんは勤務先のホテルに向かう途中だった。

 Jリーグのジュビロ磐田や横浜Fマリノスなどで活躍し、J1通算280試合出場で62ゴールを記録。日本代表でも26試合に出場して2点を挙げている奥さんだが、現役引退後の話題は“ピッチ外”でのことばかりだった。

 2011年10月からは横浜FCの強化部長を務めたものの、「体調がすぐれない」と一昨年12月付でテクニカルアドバイザーに異動。昨年1月には一身上の都合で辞めている。

 2013年6月には、当時妻だった女優・佐伯日菜子(37)さんを電話で脅した容疑で神奈川県警に逮捕され、8年もの間DVを続けていたことが発覚した。協議の末2人は離婚、2人の子供の親権は佐伯さんに渡った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち