著者のコラム一覧
生島淳スポーツジャーナリスト

1967年、宮城県気仙沼市生まれ。早大卒。広告代理店勤務後、スポーツジャーナリストとして独立。高津臣吾著「一軍監督の仕事」「二軍監督の仕事」(ともに光文社)の企画・構成を担当。「エディー・ジョーンズとの対話」「箱根駅伝 ナイン・ストーリーズ」(ともに文芸春秋)など著書多数。

<1>「野球が楽しいと思ったことは中学生あたりからない」

公開日: 更新日:
10月25日の登板が最後となった(C)日刊ゲンダイ

 日本シリーズ第6戦、札幌の「寿司職人」、レアードが八回表に満塁弾を打った瞬間、黒田博樹がマウンドに立つチャンスは永遠に失われてしまった。

 広島、敗れる。

 誰もが、当の日本ハムファンでさえ、最終戦で「黒田対大谷」の夢の対戦が実現することを望んでいたのだが――。最後… 

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