格下に弱い? 稀勢の里“ここがダメだよ”協会幹部に聞いた

公開日: 更新日:

 ただでさえ、稀勢の里は“出稽古無精”。たまに外に出たと思ったら、行く先はいつも佐渡ケ嶽部屋だ。そこでも仲の良い琴奨菊相手に汗をかき、部屋では弟弟子の高安とばかり稽古をしている。

 さまざまな力士に胸を出せば、それだけ新しい発見もあるはず。自らの相撲を見つめ直すきっかけにもなるだろう。手の内の知れた相手とばかり稽古をしたところで、本当に身になっているか疑問だ。

 昨年は横綱白鵬からも、「勝つためには何が必要か。それは日頃の行い、考え方」と苦言を呈されている。

 9日目は2勝6敗と陥落間際の親友、琴奨菊に敗れるも、白鵬もまさかの2敗目。星が並ばれずに済んだことだけが幸いだろう。「最強大関」で終わるか否かは、すべて自分次第だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動