全力で走れない日ハム大谷 一軍登録の裏に栗山監督の計算

公開日: 更新日:

 23日に対戦した楽天の梨田監督が「こっちに決める権利があるなら、登録をしない」と冗談交じりで話したように、相手チームにとって大谷はベンチにいるだけで警戒すべき選手なのだ。

 使う気もないのにネクストバッターズサークルに立たせたり、ベンチ裏で素振りをさせるフリをさせたりするだけでも相手ベンチにプレッシャーを与えられる。復帰に必要な練習は一軍に帯同しながらでも可能なのだ。

 24日も大谷の出番はなし。ところがこの日は延長十一回までもつれ込むも再三の好機を生かせず2―1で楽天に下されてしまった。

 大谷を使うぞ、こちらには一発があるぞとアピールすることが真の狙いだとすれば、今回の一軍登録も納得だが、そろそろ他の手を考える必要がありそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 2

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  5. 5

    維新の「議員定数1割削減」に潜む欺瞞…連立入りの絶対条件は“焼け太り”狙った露骨な党利党略

  1. 6

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 8

    「これが寝るってことだ」と感激…女優の岡崎友紀さん変形性股関節症との苦闘

  4. 9

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  5. 10

    公然わいせつ容疑で逮捕→釈放も“連帯責任”…Aぇ! group草間リチャード敬太の芸能界復帰はイバラの道