U18メキシコに大勝発進 主将・清宮は米国戦に意気込み

公開日: 更新日:

 雲の切れ目から、時折カナダ特有の黄色い日差しが青々とした天然芝に照りつける中、2年ぶりの国際舞台で日本の4番兼キャプテンが好スタートを切った。

 U18W杯日本代表は日本時間2日未明(現地時間9月1日9時30分開始)、1次ラウンドB組初戦でメキシコに10―1で大勝。「4番・一塁」でスタメン出場した清宮幸太郎(3年=早実)は3打数1安打1打点で勝利に貢献した。

 2打席目には、外角速球を流し打って左翼にライナーで運ぶと、3打席目は1死三塁の好機で中堅に犠飛を放って貴重な中押し点を挙げた。4打席目は初球の134キロのストレートを待ってましたとばかりにフルスイング。打球は右翼へグングン伸びて本塁打かと思われたが、フェンス手前で風に押し戻されて失速。「もうちょっとしっかりスタンドまで入れたかったですね」と、苦笑いを浮かべた。

 主将としてもチームを牽引した。試合中には円陣で「声掛けてやろう!ベンチで!」と大声を出して選手を鼓舞。「初戦だったが、すごくいい雰囲気でやれていた。物おじせず、いい戦いができた」と胸を張った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし