清宮&中村を食う? 「第3の男」安田がU18で大暴れの兆候

公開日: 更新日:

「清宮、中村がいる代表ではあまり目立たないですけど、練習試合では一番いいスイングをしていたと感じた」

 ネット裏で視察した在京球団のスカウトがこう言うのは、「U18」日本代表の安田尚憲(3年=履正社)のことだ。

 本番前最後の練習試合となった27日の城西国際大戦は、5番一塁でスタメン出場。大学生相手に清宮(3年=早実)、中村(3年=広陵)が無安打と苦戦する中、2安打と一人、気を吐いた。

 金属バットならスタンドインしていたであろう打球もあり、前日までの練習試合2戦で計3本塁打とあわせて、3人の中で最も目立つ活躍を見せたこの安田について、冒頭のスカウトはこう言う。

「初見でレベルが一段上の大学生相手でも気後れせず、積極的に仕掛けることができる。対応力の高さを見せた。プロ入りするにあたり、まずは木製バットに慣れる必要があるが、大事なのは木製でも金属でも、いかに自分のスイングができるか。その点では、安田が最も自分のスイングができていたのではないか」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動