ドジャース前田 まさかの「ワールドシリーズMVP」あるか

公開日: 更新日:

 ドジャース前田健太(29)の勢いが止まらない。

 ポストシーズンは本職の先発ではなく、リリーフで起用され、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズ合わせて計5試合を無安打無失点。すでに2勝をマークしており、抜群の安定感でチームの29年ぶりのワールドシリーズ進出に貢献した。

 リーグ優勝決定後のシャンパンファイトでナインから“集中砲火”を浴びた前田は「少しはチームの勝利に貢献できたと思う。世界一になれるように、任されたイニングをしっかり投げて貢献できるようにしたい」と、ワールドシリーズを見据えた。

 1988年以来の世界一がかかるワールドシリーズでも同様に、守護神ジャンセンへのつなぎ役を任される見込み。リーグ優勝決定シリーズのMVPはターナー内野手、テーラー外野手の2人に譲ったが、前田がワールドシリーズ優勝に貢献すれば、栄誉を手にする可能性もある。

 短期決戦のMVPは、シリーズの行方を左右する一発を放った野手や、勝ち星が付いた先発投手が選ばれる傾向にあるものの、リリーフ投手が受賞するケースもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発