悪夢の代表落ちから復活の兆し 香川がW杯への決意語る

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 11月の欧州遠征でまさかの日本代表落選を味わった香川真司(ドルトムント)。その後の奮起は凄まじく、12月の公式戦では4試合連続得点に絡み、傑出した働きを見せた。「この1年はコンディションが非常に良く、結果もついてきた。(2018年)3月の代表復帰? もちろんその気持ちでいます」と意気込む「背番号10」を直撃した。

 2017年の日本代表で香川は「5試合・2得点」の結果を残した。しかし、ロシアW杯行きを決めた8月の豪州戦でベンチを温め、ハリルホジッチ代表監督が厳しい評価を下していたことは間違いない。それでもブラジル、ベルギーとの強豪2連戦のメンバーを外されたのは衝撃的だった。

■スタンド観戦で見えた課題

 大ショックを受けたのは想像に難くないが、香川はリール、ブルージュと日本代表戦の試合会場に足を運んで視察し、自分とチームのやるべきことを熟考した。

「現地で2試合(スタンドから)見たことをポジティブに捉えている。日本は攻守両面でもっと徹底的にやらないと。守って返す攻撃(堅守速攻)は少し浸透してきているけど、それだけでは厳しい。前から(プレスをかけて)いくのか、それとも引いて守るのか、チームとしてもっと意思統一を図らないといけない」と課題を口にする。

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