六川亨の目 コロンビア戦で勝ち点1ゲットするための戦術

公開日: 更新日:

 相反する思いにとらわれながら、ロシアW杯グループリーグの組み合わせ抽選会を見守った。

「決勝トーナメント進出のためにもくみしやすい相手に恵まれて欲しい」

「真剣勝負の場で優勝候補と真っ向勝負。ジャイアントキリング(大どんでん返し)を見せてもらいたい」――。

 抽選がどんどん進んでいき、読み上げられていない国は、お隣の韓国と日本だけとなった。その時点で“空白”となっているのはドイツ、メキシコ、スウェーデンが入ったF組とコロンビア、セネガル、ポーランドが入ったH組。韓国のF組が決まり、つい「何だかなぁ~」というセリフが口をついて出てしまった。

 せめて1試合は「ドイツ、ブラジル、アルゼンチン、フランスなどW杯を制覇した経験のある強国に向かっていくハリルホジッチ日本代表が見たかった」というのは、大方のサッカーファンに共通する思いだろう。

 いずれにしても、日本が入ったのは「簡単にグループリーグを突破できる組」ではないが、戦う前からグループリーグ敗退確定の「死の組」というわけでもない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  2. 2
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  3. 3
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

  4. 4
    小池都知事の学歴詐称を実名告発(上)カイロ大入学時期の決定的なウソ、本当は語学学校の初級コースに通学

    小池都知事の学歴詐称を実名告発(上)カイロ大入学時期の決定的なウソ、本当は語学学校の初級コースに通学

  5. 5
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  1. 6
    ロッテ佐々木朗希 2試合連続「あえて160キロ未満」でハッキリしたメジャー挑戦の野望

    ロッテ佐々木朗希 2試合連続「あえて160キロ未満」でハッキリしたメジャー挑戦の野望

  2. 7
    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

  3. 8
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9
    林真理子日大理事長の入学式祝辞 意地悪な人たちも返す言葉がないんじゃない?

    林真理子日大理事長の入学式祝辞 意地悪な人たちも返す言葉がないんじゃない?

  5. 10
    学歴詐称疑惑“偽装メール”入手! 小池都知事がカイロ大声明“捏造”を追及されたのは2度目だった

    学歴詐称疑惑“偽装メール”入手! 小池都知事がカイロ大声明“捏造”を追及されたのは2度目だった