初戦から韓国プロV 強化掲げる女子プロ協会の体たらく

公開日: 更新日:

「36ホール実施にはもちろん主催者やテレビ中継の都合がある。コースの準備も大変になる。それに協会スタッフも試合が終わったら一刻も早く飛行機に飛び乗って帰京したいのだろう。だが、今年はツアー強化を掲げてリランキング制度導入を小林浩美会長が得意げに発表した。“競争力がアップしてレベルアップにつながる”と胸を張った。それなら協会も規定通り72ホール消化するために努力すべきだろう。伝統のある全米女子オープンも全米女子プロもメジャーは必ず72ホール消化する。54ホール短縮で決着などあり得ない。72ホールの戦い方、ペース配分ができなければ世界では通用しない。日本人プロにもっと競争力をつけさせるために協会がやるべきことはたくさんあるはずです」(前出の宮崎氏)

 小林会長は制度改革によって「プロに1打に対する執着心が生まれる」と言ったが、それは韓国人プロであって、日本人プロに期待できないことが開幕戦でハッキリした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  3. 3

    高市自維政権で進む病人・弱者切り捨て…医療費削減ありき「病床11万床潰し」すでに3党合意の非情

  4. 4

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 7

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    米価暴落の兆し…すでに「コメ余り」シフトで今度こそ生産者にトドメ

  5. 10

    まだ無名の「アマNo.1サウスポー」評価爆上がり!23日ドラフト「外れ1位」なら大争奪戦も…