初戦から韓国プロV 強化掲げる女子プロ協会の体たらく

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【ダイキンオーキッドレディス】

「優勝を目指してきたわけじゃないけど、2ラウンドが終わってもしかして(勝てる)可能性があるかなと思いました」

 逆転勝利でツアー通算3勝目を挙げたイ・ミニョン(25)の余裕たっぷりのコメントだ。最終日は首位と3打差5位タイ発進。6バーディー、ノーボギーのベストスコア66で回り、通算11アンダーまで伸ばした。

「試合は日本人プロが優勝に絡まずに韓国人プロがワン・ツー・フィニッシュ。初戦から“また今年も同じか”と感じたファンも多かったでしょう。解説の小田美岐プロが大会が3日間に短縮されて、(中止になった)土曜日に試合が行われていたら展開が変わったかもしれないと指摘していましたが、日本女子プロゴルフ協会はなぜちゃんと72ホールを消化させようと努力しないのか、不思議でならない」(評論家の宮崎紘一氏)

 大会3日目はコースコンディション不良のため、中止は仕方ない。しかし最終日(4日)の沖縄は日の出6時50分、日の入り18時33分。スケジュールはアウト11組、イン8組に分かれて1組目が8時20分スタート。そして最終組のホールアウトは14時30分前だった。スタートを1時間早めるだけで、日の入りまでに全57選手の36ホールプレーは可能だったはずだ。

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