W杯前に「恩師の元へ」発言 本田の欧州復帰は可能なのか

公開日: 更新日:

 かねて指摘されていた絶対的な運動量の少なさとスピードの欠如は、高地メキシコでのプレーを経ても解消されなかったということだ。

「本田本人が、どうしても欧州にこだわるのであれば、セカンドグループのスコットランド、スイス、オーストリア、ポーランドといった国のリーグが関の山。ほかに可能性があるとするならば、プレー経験のあるロシアとか代表チームメートのDF長友が所属するトルコくらいでしょう」(中山氏)

 W杯に先立って行われたスイスとの強化試合終了後、本田がイタリアのメディアに囲まれるひと幕があった。ACミラン在籍時の恩師であるインザーギ現ボローニャ監督(当時はベネチア監督)の印象を聞かれたのだ。

「インザーギにはたくさんのことを学ばせてもらった。僕はいま、フリー。またインザーギの元に戻ってトレーニングをするかもしれない(笑い)」

 本田のこの発言を、イタリア人記者たちは「悪い冗談」と受け取ったに違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは