くすぶる香川待望論…それでも西野監督は“本田ありき”固執

公開日: 更新日:

 現地8日のスイス戦の翌9日は「練習オフ」。「酒に目のない西野監督が、大好きなワインを痛飲したいのでオフの予定を変更しなかった」という声もあるが、いずれにしてもオーストリア・インスブルック近郊の合宿地ゼーフェルトで10日に再開された練習で一番目立っていたのは、黒髪を金髪に染め上げて現れたDF長友だった。なかなか大胆不敵な変身ぶりだが、ネットには「染めて勝てるなら全員が染めればいい」「下品」といったネガティブな書き込みが目立っている。

 ともあれ――。日本代表は12日にパラグアイとのテストマッチ(日本時間午後10時5分キックオフ)をこなし、ロシア入りして19日の1次リーグ初戦コロンビア戦を迎える。しかし、先月30日のガーナ戦で試した3バック、スイス戦の4バックは機能せず、西野ジャパンは上がり目なしのドロ沼状態。そこで「香川待望論」である。某マスコミ関係者がこう言う。

「5月の千葉合宿は精彩を欠いたが、スイス合宿からパフォーマンスが向上し、キレ味も戻ってきている。メディア対応もしっかりしているし、いつものうつむき加減のオドオドしたような雰囲気もない。チームメートの香川に対する評価は、明らかに上向いている」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因