世界一目指し米へ 東京の公立中「ダブルダッチ部」の実力
2本のロープを使って跳ぶなわとび競技「ダブルダッチ」で世界一という珍しい公立中学校がある。
東京の中央区立日本橋中学。都内の中学に2校しかないというダブルダッチ部があり、女子9人のチームが、今年1月に日本で開催された「ダブルダッチコンテスト2018」という世界大会(U―19部門)で優勝した。次は、同部の女子4人のチームが、7月上旬に米国で開催される「ワールド・ジャンプ・ロープ2018」という世界大会(ジュニア部門)の日本代表に選ばれ、今月末に渡米する。31カ国800人が参加する最大規模の大会だ。
ダブルダッチは「なわとび」といっても、実際は跳ぶスピードやアクロバットな技を競うハードなスポーツ。ロープの回し方にもテクニックが必要で、跳ぶ人との息合わせも重要だ。日本橋中の4人は約1分間の大会用演技で、バク転や側宙など28ものアクロバットを披露する。
米国発祥ながら、日本は世界でトップクラスなんだとか。4人は、「海外なので緊張感を持ちながらも、優勝を目指したい」と意気込んでいる。