ヤクルト退団で現役続行へ 由規に「楽天入り待望論」噴出

公開日: 更新日:

「ボロボロになるまでやりたい」

 ヤクルト由規(28)が今季限りでヤクルトを退団し、他球団での現役続行を模索することになった。仙台育英高から07年高校生ドラフト1巡目で入団して11年。最速161キロを誇り、ファン人気も高かった右腕は今季、7試合に登板し、1勝2敗、防御率4.46。6月の楽天戦で右肩違和感を訴えてから実戦での登板はなく、リハビリを続けていた。

 入団から4年間で26勝をマークした由規だが、右肩の故障と手術で12年から4年連続で一軍登板から遠ざかり、15年オフには育成選手として再契約。16年に2勝を挙げ、復活を遂げた。

「球団が選手の若返りを進める中で来季構想から外れ、9月に引退を打診されていた。この日の退団会見で涙したように、投げられなかった時期も面倒を見てくれた愛着のあるチームを離れる寂しさはもちろんある。ただ今季は開幕ローテに入り、7試合に登板。リハビリが順調に行けば、まだまだ投げられる手応えがある。だったらやるしかないと、決断したのです」(球界関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー