3連続ボギー発進で9差出遅れ 松山“弱気の虫”で見せ場ナシ

公開日: 更新日:

【マスターズ】初日

「いいところがなかったですね。修正はいろいろある」

 ホールアウト後の松山英樹(27)はコメントも表情もぶっきらぼうだった。6年連続8度目の出場で、大会の雰囲気もコースも知り尽くしている。

 それでも思い通りにプレーできなかったいらだちがあったのだろう。

 この日はティーショットが右へ、右へと曲がった。1番、2番とも右フェアウエーバンカーにつかまり、パーオン逃しのボギー。続く3番もティーショットを右に大きく曲げて3連続ボギーと出だしからつまずいた。この時は、「もうパーが取れないと思った」と弱気になっていた。

 距離が40ヤード延びた5番パー4で、前半唯一ドライバーがフェアウエーをとらえると、残り194ヤードをピンそば60センチにつけて初バーディーを奪ったが、後が続かない。

 折り返して10番は、2打目がグリーン右バンカーにつかまり3打目は脱出に失敗。4打目はグリーンから花道に転がり出て、痛恨のダブルボギー。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」