エンゼルス大谷 元祖二刀流の故郷で本塁打量産のチャンス

公開日: 更新日:

 21世紀の二刀流が元祖「2ウエープレーヤー」の故郷の地を踏んだ。

 エンゼルス・大谷翔平(24)が10日(日本時間11日)のオリオールズ戦に「3番・DH」で出場。相手の先発右腕ストレイリーに対し、第1打席は低めの変化球に手が出ずに見逃し三振。三回の第2打席はフルカウントから低めのチェンジアップにバットが空を切り、2打席連続三振に倒れるなど、結局5打数無安打だった。

 大谷が初めて足を踏み入れた敵地ボルティモアは、あのベーブ・ルース(ヤンキースほか)の生まれ故郷。本拠地「オリオールパーク」の一部は、ルースの父親ジョージ氏が経営していたバーの跡地に建てられた。中堅スタンド後方にはルースの銅像が設置され、球場周辺には生家が残されている。

 復帰戦となったタイガース3連戦では柵越えがなかった大谷にとって、今回のオリオールズ戦は本塁打量産のチャンスだ。この球場は左翼(約102メートル)、左中間(約111メートル)と狭いため、右打者はもちろん、大谷のように逆方向への本塁打が多い(昨季は22本中5本)左打者にも有利なつくりになっている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち