165試合目で黒星 巨人の“高木依存”が招いた不敗神話の崩壊

公開日: 更新日:

 不敗神話が崩れた。

 デビューからの連続無敗記録を更新していた巨人高木京介(29)が14日の日本ハム戦で敗戦投手に。1点リードの七回に4番手で登板すると、王柏融に2点本塁打を浴びるなど3失点で逆転を許し、プロ165試合目の登板で初めて黒星を喫したのだ。

「実力がなかった。申し訳ない」

 そう言って肩を落とした左腕の投球を、原監督は「きょうはボール、ボールといってしまった」と振り返った。

 入団8年目の今季は、この日の試合前まで22試合に登板して防御率2.38。安定感を欠くリリーフ陣の中で貴重な働きを続けていた。状態がいいだけに、原監督も“高木頼み”の継投が増え、12日の西武戦ではなんと、3番手で投入した高木に3イニング32球を投げさせていた。

 この日はそれから中1日でのマウンド。記録ストップは“人災”とも言えそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン