マエケン好投も…ローテ落ちまであるド軍投手陣の層の厚さ

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 ひょっとしたら、いまごろ選んだ球団が間違いだったと後悔しているかもしれない。

 ドジャースの右腕・前田健太(31)のことだ。

 日本時間24日のロッキーズ戦に先発し、7回を1本塁打含む7安打2失点、6奪三振。勝利投手の権利を持って降板したが、2番手バエスが同点に追い付かれて8勝目(4敗)はならなかった。防御率3.76。

 前田の7勝は、ここまで日本人投手では最多。ナ・リーグでも8位の勝ち星をマークしているにもかかわらず、ローテーション落ちの可能性があるというのだ。

 現在、ドジャースの先発は5人。そのうち防御率が3点台なのは前田ひとり。柳(1.27)、ヒル(2.55)、カーショー(2.85)、ビューラー(2.96)と、前田以外の4人はいずれも防御率3点以下の投球をしている上、今季6試合に先発したストリプリング(3.08)、5試合に先発したウリアス(2.84)の防御率は前田以上に秀逸。ストリプリングとウリアスは先発にケガ人が出たときに代役を務めているが、2人が前田に代わってローテーションに入ったとしても不思議ではないのだ。

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