著者のコラム一覧
山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

86歳の大長老OBが影響力を持ち続ける阪神の気持ち悪さ

公開日: 更新日:

 先週の本稿では、阪神の大山悠輔が4番を外された問題を取り上げたが(詳細はweb版で確認してください)、字数の関係で書ききれなかったことがあった。それは阪神の大物OBであり、御年86歳の長老格でもある吉田義男氏についてだ。

 そもそも大山が今季初めて4番を外された8月10日の広島戦の前、具体的には7月ごろから、関西のスポーツ紙では「打てない4番・大山」を取り上げる記事がちらほら発信されていた。それでも矢野監督は頑として信念を曲げず、大山の4番起用を続けていたのだ。

 そんな中、8月1日の日刊スポーツ(大阪版)は衝撃的だった。1面に大きく「よっさん虎ゲキる」「4番大山は辛抱の限界ちゃいますか」の文字。よっさんとは吉田義男氏の愛称であり、記事の内容としてはその吉田氏が大山の4番起用も含めた矢野監督の采配に疑義を唱えるものだった。しかも、よく読んでみると、記事中の吉田氏は「“ベンチは”辛抱の限界なんじゃないか?」と矢野監督の思惑を推察するかのような言い回しをしており、厳密には吉田氏本人の意見とはなっていなかった。

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