42歳福留と来季も契約へ 虎の貴重戦力に50歳現役の可能性
「今のチームではクビにはできんだろ」
阪神は来季も福留(42)と契約を結ぶ方針との報道を見て、あるOBがこう言った。
福留は22日も「3番・左翼」でスタメン出場。三回には左翼席へ2ランを放った。
日米通算21年目のベテランは今季の年俸は1億5000万円。給料に見合うだけの活躍をしているかはともかく、確かに現在の阪神には欠くことのできない戦力といえる。
2013年からタテジマを着ている福留は、今は単年契約。左足負傷で離脱している糸井(38)は来季、4年契約の最終年を迎える。この2人がいる間に若手が育ち、外野のレギュラーポジションを取るというのが球団の描いていた青写真だった。
ところが、内野陣は大山(24)、木浪(25)、糸原(26)らが、ほぼ定位置を確保したものの、外野陣は、中谷(26)、江越(26)、高山(26)、陽川(28)といったレギュラー候補がいずれも伸び悩み、定位置を取ったのはルーキーの近本ぐらいだ。