セは来季も巨人の独り勝ち濃厚 ライバル5球団に好材料なし

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 最初の仕事は国内FA権を取得した打てる正捕手・会沢、攻守の要・菊池涼、エース格・野村の引き留めだ。まずは会沢が残留を表明し、最初の大仕事は成功したが、残り2人の去就は未定。もし流出ということになれば、巨人側の苦手意識も消えてなくなる。昨季までの王者も、新政権誕生と同時に弱体化が懸念されているのだ。

中日はドミニカルート消滅

 中日は元監督の落合派を一掃するべく、前監督の森SDが今季限りで退団となった。森氏はドミニカ共和国を中心とした中南米に太いパイプを持つ。優良外国人選手の獲得に手腕を発揮してきた人物だ。

「社長は、『ずっと森さんにお願いするわけにはいかない』と理由を説明したけど、今季44ホールドポイントで最優秀中継ぎ賞のロドリゲスら、ドミニカは優良助っ人の宝庫。『ドミニカルート』の継続は不可欠なのに、誰が引き継いでも森さんのようにはいかない。今後は助っ人獲得を含め、編成面で後手に回る可能性があります」(中日関係者)


 2位に入ったDeNAは、主砲の筒香が今オフにポスティングシステムを利用して米メジャー移籍を目指すことが決まった。筒香は2018年の巨人戦で12本塁打。球団の巨人戦最多本塁打は今季13発のソトが塗り替えたものの、巨人が警戒する主砲が日本球界を去ることは、原監督にとって朗報でしかない。

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