ラグビー日本代表 2023年W杯への若手育成阻む「2つの壁」

公開日: 更新日:

 SRの主催団体にサンウルブズの利益が少ないため存続は厳しいと判断され、再来年から継続参戦するためには10億円の費用負担を求められたという。

 協会の財政事情では10億円を負担するのは不可能なため、「(日本のラグビーが)世界から評価されているので、何とか交渉していくしかない」(森会長)という。

 さらに日本代表に選手を供給するトップリーグ(TL)の協力も得られそうにない。来季のサンウルブズのメンバーにしても、現状では半数程度しか決まっておらず、森会長は「『TLに専念したい』というのがTL(チーム)側の理想のようです」とこぼした。

 協会、TL、サンウルブズが「ワンチーム」にならなければ、日本のラグビーは元のもくあみだ。

【写真特集】日本代表、快進撃も南アの前に力尽く

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」