原監督が大城ベタ褒めで G小林に課せられる“世界一の捕手”

公開日: 更新日:

 今季の盗塁阻止率は12球団トップの・419。だからこそ、稲葉監督に呼ばれ、侍ジャパンの常連捕手となっている。ただ、原監督が言うように、今季は出場機会が激減。92試合にとどまった。順調なら来季中にも国内FA権を取得する。だからだろう。いつも小林に厳しい原監督が「彼の働きからすれば、ずいぶん安い」と今季の年俸6000万円からの大幅アップ、さらには複数年契約など、最大限の誠意を見せて引き留めるとしていた矢先、今回の大城への正捕手奪取指令である。

 11日に開幕したプレミア12のスーパーラウンド・オーストラリア戦で、小林は山口とバッテリーを組んで先発出場。4回2失点の山口、1回無失点の田口の巨人勢を好リード。終盤の逆転勝ちに貢献した。

 小林が欲しいのは、年俸アップより複数年契約より原監督の信頼ではないか。そのためにも、侍ジャパンの捕手として、原監督が率いた2009年のWBC以来となる「世界一」の称号が欲しいところだ。

【写真特集】侍ジャパン2次R白星発進!プレミア12日本対オーストラリア
【写真特集】
2019巨人春季キャンプ 巨人の正捕手争い!小林か炭谷か阿部か?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?