プレミア12で大活躍 鈴木誠也が明かす“メジャー流”打撃論

公開日: 更新日:

 世界の壁を感じさせない。

 プレミア12の台湾ラウンドで3連勝した侍ジャパン。その3試合で2本塁打9打点と大暴れしたのが鈴木誠也(25=広島)だ。

 シーズン中はチームで主軸を任される選手も、国際試合になると苦戦を強いられることは珍しくない。不慣れなグラウンドや球場の雰囲気が主な原因とされ、台湾戦は完全なアウェーだった。

 しかし、鈴木はそんなハンディを苦にせず、結果を残している。その原点には、かつて観賞していたメジャーリーガーの映像がある。米球界で活躍するスラッガーたちの動画を「ユーチューブ」で繰り返し研究。エンゼルスの主砲であるマイク・トラウトの打撃フォームを参考にしていた時期もある。もともとメジャーへの関心が高く、3年前には「野球をやっている以上は上の世界に興味がある」と発言。メジャースカウトも打撃技術やパワーなどを高く評価している。

■「日本はキレイな形にこだわる

 鈴木は、動画で一流メジャーリーガーを見るうちに、ある共通点に気付いたという。本人が語る。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因