昨年は山口除外の球団も メジャー挑戦は素行言動に要注意

公開日: 更新日:

 メジャーリーグは暴力や犯罪に寛容というイメージがある。

 家族へのDVでマウンドと刑務所を行ったり来たりの選手がいれば、拳銃を何発も発射、内縁の妻を威嚇して警察の世話になったのも。愛人に生ませた子供の養育費を払わずに告訴された選手なんかごまんといる。

 メジャーリーガーになって以降のトラブルに目をつぶるケースは多々あるが、“入り口”のチェックは意外にもシビアだという。

「昨年12月にブルージェイズと2年契約を結んだ山口俊がいい例です」と、ア・リーグのあるスカウトがこう続ける。

■山口俊をリストから外した球団

「山口に対してはア・リーグ中地区のある球団も獲得に興味を持っていたが、素行が問題視されてリストから外れた。17年のシーズン中、飲食店で泥酔して右手を負傷。さらに酔った状態で訪れた病院の扉を壊し、男性警備員に暴行をはたらいた一件です。不起訴処分になったが、傷害と器物損壊の疑いで書類送検されたことが致命的でした」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず