甲子園に迫られる簡素化 交流試合をコロナ時代のモデルに

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 2018年の夏に吉田輝星(現日本ハム)の快投で旋風を巻き起こした秋田の金足農は当初、寄付金の目標を5000万円に設定。あれよあれよと勝ち進んで予算オーバーとなり、8強進出後に急きょ野球部OB会のホームページで追加の寄付金を募集した。最終的に1億9000万円も集まったが、“たかだか高校の部活”でこれだけのカネが動くこと自体、異常なことだろう。

 簡素化が必要なのは、五輪だけではない。

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【連載】甲子園交流試合 ドタバタ舞台裏

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