調整不足でエラー連発…“コロナブランク”で球児ヤル気低下

公開日: 更新日:

 “コロナブランク”の影響で「甲子園交流試合」初日の試合はドタバタだった。

 第1試合は大分商が2失策、花咲徳栄(埼玉)が1失策。2試合目も鳥取城北が1失策で、失点につながるケースが目立った。逆転サヨナラ勝ちを収めた明徳義塾にしても、七回まで無安打に抑えられていた。

 新型コロナウイルスの影響で、野球部は自粛を強いられ、通常時なら猛練習で鍛え上げてくる強豪校も、それは例外ではなかった。

 甲子園常連校の明徳義塾は「外部との接触がない」と馬淵監督が言う特殊な環境のため、休校中も寮生に限り、2時間程度の部活動は認められていたというからマシな方。高崎健康福祉大高崎(群馬)は練習どころか、4月の段階で、いち早く寮を閉鎖し、野球留学者ら遠方の生徒を自宅に帰している。普段は屈指の練習量を誇り、「東の横綱」と呼ばれる東海大相模(神奈川)も、学校方針により3月21日から活動休止。全体練習を再開したのは6月14日だから、3カ月近いブランクを余儀なくされたことになる。

 交流戦に出場する西の強豪校関係者がこう明かす。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり