カブス背負うダルに試練のスライド登板…マーリンズ戦順延

公開日: 更新日:

 今季のサイ・ヤング賞候補が悪天候に阻まれた。

 カブスダルビッシュ有(34)が先発予定だった1日(日本時間2日)のマーリンズ戦が雨のため延期された。ダルビッシュは2日にスライド登板する。

 中止が決定した時点で2日の試合開始時刻は米東部時間午後2時と発表されたが、流動的だ。仮に他のナ・リーグのワイルドカードシリーズの勝敗が決まり、カブス―マーリンズ戦の1試合しか行われない場合、開始時刻は同午後6時に変更になる。ナイターの方がテレビ視聴率が見込めるからだという。

 多くの先発投手は、プレーボール時間に合わせて食事をしたり、調整を行うなど、分刻みで当日のスケジュールを組んでいる。難しい調整を強いられるが、ダルは今季のレギュラーシーズン2戦目の登板となった7月30日のレッズ戦を雨で流した。翌日にスライド登板し、6回を2安打無失点、7奪三振、1四球と好投し、今季初白星を挙げている。

 前日はダルと並ぶエース格の右腕ヘンドリクスらが一発攻勢を浴びて初戦を落とした。

 負ければ後がない第2戦のマウンドを託されたダルは一矢報いる投球をするしかない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」