日ハム西川に逆転巨人入りの目 メジャーに意欲も障壁数々

公開日: 更新日:

「同僚の有原がすでに申請しましたが、こちらはタイミングを見計らっているようです」

 球界OBがこう言う。

 ポスティングによるメジャー挑戦を検討している日本ハム西川遥輝(28)のことだ。

 盗塁王を3度獲得する日本屈指のスピードスターはメジャー志向が強く、球団もポスティングを容認する方針を示している。

 ただし、その挑戦は決して平坦な道のりではないだろう。ただでさえ日本人野手はメジャー実績に乏しく、米球界関係者によると「西川がメジャー契約を結べるかどうかは不透明。キャンプに招待選手として参加し、その後の活躍次第でメジャー契約に切り替わるスプリット契約、あるいはマイナー契約になる可能性もある」という。

 コロナ禍で来季のメジャーの情勢が不透明な上に、今年のFA市場には、前アストロズのスプリンガーやレッドソックスのブラッドリー・ジュニアといった大物外野手がいる。

韓国球界にも西川のライバルの外野手がいます」とは、前出の米球界関係者。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝