横浜FC松井大輔ベトナムVリーグへ 仏での経験が移籍後押し

公開日: 更新日:

■フランス語はペラペラ

「松井にとってベトナムが<かつてフランスの植民地だった>という面も移籍を大きくプッシュした」とはある放送関係者。こう続ける。

「松井の仏語はネーティブの人に<ずっとフランス暮らしですか?>と聞かれるレベルにあり、英語でのコミュニケーションも難なくこなす。唯一の例外が、17~18年のポーランド・オドラオポーレ時代。チームのスタッフ、選手にフランス語や英語を話せる人が一人もおらず、松井はスマートフォンの翻訳アプリでコミュニケーションを取るのが精いっぱい。旧サイゴンのホーチミンなどは建物、食事などフランス文化が色濃く残り、誰でも仏語が話せるわけではないが、松井の持っている<フランスでの経験値>は、間違いなくプラスに働く。初めて東南アジアでプレーするに当たり、今回の選択はベストと言っていいでしょう」

 松井は来週中にベトナムに赴き、デビュー戦は来年1月16日だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑