久保建英が新天地デビュー戦 2ゴール演出して存在感を発揮

公開日: 更新日:

 スペイン1部ヘタフェに移籍した日本代表MF久保建英(19)が、新天地デビュー戦で存在感を見せつけた。

 日本時間12日午前3時キックオフのエルチェ戦の後半19分、1―1の局面で途中出場した久保は右サイドMFでプレー。

 背中には、空き番号の関係で守備的選手がつける<背番号5>が与えられた。8日に合流し、一度も練習に参加できずエルチェ戦がぶっつけ本番だったが、能力の高さを思う存分に発揮した。

 同24分、右サイドからボールを持ち込みPA内に侵入した瞬間に左足でグラウンダーの強烈シュート。GKははじくのが精いっぱい。コボレ球をFWマタが押し込み勝ち越しゴールを演出した。

 さらに同39分には、右サイドから絶妙クロスを送るとFWロドリゲスがPA内で倒されてPK。ダメ押しの3点目をお膳立てした久保は、チームの4試合ぶりの勝利に貢献し、地元の大手メディア「AS」に「刺激的なデビュー」と評価された。

 得点場面以外でも、久保は積極的にPA内にボールを持ち込んでシュートを狙い、PK獲得か!?という微妙なシーンが2回あった。次節の相手は、21日午前3時キックオフの最下位ウエスカ戦。久保の新天地初ゴールが見られるか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾