森保JカタールW杯への懸案事項は両サイドバックの人材不足

公開日: 更新日:

 2022年の11月21日に開幕するカタールW杯(12月18日閉幕)。

 森保一監督(52)率いる日本代表は3月、新型コロナ禍で延期されていたW杯アジア地区2次予選を戦う。

 まずは25日にミャンマー(横浜)、同30日にモンゴル(アウェー)と対戦。6月7日にはタジキスタン、同15日にキルギスと戦う(いずれも大阪)。同月にはキリンチャレンジカップ2試合が予定され、いよいよ森保ジャパンが、本格始動する。

 17年10月、東京五輪の代表監督に就任した森保監督は18年7月、A代表の監督に就任してトルシエ元監督以来の兼任監督に収まったが、A代表が抱えていた<2つの懸案事項>は、森保体制後も改善されていない。

 日本代表のサイドバックといえば<左の長友佑都=34>に<右の酒井宏樹=30>が、長らくレギュラーを務めてきた。現在フランス1部マルセイユのチームメート同士だが、年齢的な衰えもあって攻守に精彩を欠くことが増え、20年12月末の国内リーグ戦では先発した2人がミスを連発。酒井は前半の45分で、長友は後半29分でベンチに強制送還され、地元メディアから「難破した日本人の両翼が20年を最悪のプレーで締めくくった」と酷評された。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々