東京五輪コロナの水際対策は「絶望的なザル」ウガンダ選手陽性者増加で露呈

公開日: 更新日:

 合宿受け入れを進めていた自治体にも波紋が広がり、ウガンダ選手団を受け入れる予定だった長野県立科町は延期を検討しているという。

 政府は現在、世界各国からの外国人の新規入国を原則拒否している。しかし、五輪選手やその関係者、いわゆる「五輪ファミリー」に対しては隔離を免除する特例を採用。今年1月から6月13日に入国した「ファミリー」は2925人で、そのうち7割を超える2213人が隔離免除になっている。その影響か、ウガンダの2人以外にもエジプトやガーナなど「ファミリー」から計4人の感染が確認された。

 パラリンピック閉幕までに訪日する関係者は約7万人。このまま穴だらけの水際対策が続けば、取り返しのつかない惨事になる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  3. 3

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった

  4. 4

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  5. 5

    ASKAや高樹沙耶が参政党を大絶賛の一方で、坂本美雨やコムアイは懸念表明…ネットは大論争に

  1. 6

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 7

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  3. 8

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 9

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 10

    フジの「ドン」日枝久氏が復権へ着々の仰天情報! お台場に今も部屋を持ち、車も秘書もいて…